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2011年1月6日木曜日

オバマ大統領就任演説

201x年未来
○○党が政権与党となった今夜、党首である○○○○さんの演説です。
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日本のみなさん、こんばんは。

日本は、あらゆることが可能な国です。
それを未だに疑う人がいるなら、今夜がその人たちへの答えです。

神武天皇の夢がこの時代にまだ生き続けているかを疑い、この国の民主主義の力を未だに疑う人がいるなら、今晩こそがその人たちへの答えです。

(略)

老いも若きも、金持ちも貧乏人も、そろって答えました。

民主党員も自民党員も、アイヌ人もおきなんちゅも、縄文も弥生人も帰化した人も、ゲイもストレートも、障害者も障害のない人たちも。

日本人はみんなして、答えを出しました。
日本は今夜、世界中にメッセージを発したのです。

私たちはただ単に個人がバラバラに集まっている国だったこともなければ、単なる県と道と府と都の集まりだったこともないと。

(略)

私たちの前には、長い道のりが待ち受けています。
目の前の斜面は急です。
目指すところに、1年ではたどりつかないかもしれない。
内閣総理大臣として1期を丸ごと使っても無理かもしれない。

しかし日本よ、私たちは絶対にたどり着きます。
今夜ほどその期待を強くしたことはありません。

みなさんに約束します。
私たちは、ひとつの国民として、必ずたどり着きます。

これから先、挫折もあればフライングもあるでしょう。
私がこれから内閣総理大臣として下す全ての決定やすべての政策に賛成できない人は、たくさんいるでしょう。

そして政府がすべての問題を解決できるわけではないと、私たちは承知しています。
けれども私たちがどういう挑戦に直面しているのか、私はいつも必ずみなさんに正直に話します。

私は必ず、皆さんの声に耳を傾けます。
意見が食い違うときは、特にじっくりと。

そして何よりも私は皆さんに、この国の再建に参加するようお願いします。
国を建て直すとき、日本では過去2668年間、いつも必ず同じようにやってきた。
ごつごつになったタコだらけの手で、石を一つ一つ積み上げ、ひのきの板を一枚一枚積み上げてきたのです。

(略)

そして私がまだ支持を得られていない皆さんにも申し上げたい。
今夜は皆さんの票を得られなかったかもしれませんが、私には、皆さんの声も聞こえています。

私は、皆さんの助けが必要なのです。
私はみなさんの内閣総理大臣にも、なるつもりです

(略)

この国から遠く離れたところで今夜を見つめているみなさん。
外国の議会や宮殿で見ているみなさん、忘れ去られた世界の片隅でひとつのラジオの周りに身を寄せ合っているみなさん、私たちの物語はそれぞれ異なります。
けれども私たちはみな、ひとつの運命を共有しているのです。
日本のリーダーシップはもうすぐ、新たな夜明けを迎えます。

(略)

Yes we can。

日本よ、私たちはこんなにも遠くまで歩んできました。
こんなにもたくさんのことを見てきました。
しかしまだまだ、やらなくてはならないことはたくさんあります。

だから今夜この夜、改めて自分に問いかけましょう。
もしも自分の子供たちが次の世紀を目にするまで生きられたとしたら。

もしも私の娘たちが幸運にも、金さん、銀さんと同じくらい長く生きられたとしたら。
娘たちは何を見るのでしょう? 
私たちはそれまでにどれだけ進歩できるのでしょうか?

(略)

Yes we can。

ありがとう。仏様の祝福を。そして仏様が日本を祝福しますように。

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