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2025年5月26日月曜日

切り抜き 福島事故ストーリー5

2012/03/3
どちらになろうとも彼の決断を支持する。彼がどう考えようがどう決めようが、そうと決めた事で宜しい。

2012/03/10
だから反原発ではなくて反大量放射性物質なんだ。大量の閾値に個体差があるのは当然。

2012/03/14
瓦礫の放射線量を示す時は比較対照の数値も欲しい。事故前か西日本の値とか。あと今日の放射線量にホットスポットの場所がないけど良いのそれで?ついでに予想される二年後の値も欲しい。天気予報の週間予報と同じ。

津波は襲撃してくるのだ、それからはただ逃げしかない、避難で済むようなものではない、と言うTBSの話に納得した。

ヤマタノオロチは水龍とも呼ばれ巨大津波の化身として描かれる。元々は川の氾濫や洪水であり天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)はたたら場を意味していた。

防波堤を越えたらどうするは決して想定外の話ではない。目の前にあるのだから空想できる話だ。越えないと決めつけていたのなら想定外だ。

2012/03/20
福島第一の事故は想定の斜め上を行く最悪なものではあるが最悪の結果ではない。この事故は世界をより良い方向に導くためにある。そうでなければ何の為の苦しみか。

2012/03/20
西日本の原子力発電所でも事故を起こせば日本は終わるけど世界は反原発になり救われるのではないかというツイートを見た。なるほど特攻隊はこうやって生まれたのかという瞬間が見れた。

2012/03/20
攘夷、特攻、反原発は一直線上にある点だ。

2012/03/21
官僚の現場は書類だ。書類と現場に齟齬があるのならそれを改善するために情報公開が必要である。それは官僚を監視するものではない。

2012/03/26
そうだね、あの津波が夜に来てたら更にとんでもない事になってたんだね。

2012/03/30
原発は戦争時には攻撃の対象となる。守る方にとっては優先度の高い地域だ。相手国も広範囲の汚染となればそれなりの覚悟がいる。すると交戦状態になった時点で停止する事になるだろうか。戦争継続のためにどうやって発電して行くのだろうか。

交戦状態となれば工業生産は尋常には行かぬし、経済の冷え込みも激しいだろう。だから他国を戦場とする戦争以外は起こせないとなる。戦場になった国はその時点で負け。すると専守防衛は抑止力としての機能を最も重要視して配備する事になる。その最大のものが同盟か。

この世界に国家が二つしかないとしたら戦争を支える経済基盤は何処にあるのだろうか。貿易のない世界で経済はどの様になるのだろう。世界に国家が多数ある事で戦争をする経済も成り立っているのだろうか。経済の濃淡があるから世界は動くのではないだろうか。

2012/03/30
なぜ明確に禁止ではなく出荷自粛なのか。損害賠償とか補償が違うのだろうか、それともその方が市場に対し安全に聞こえるのだろうか。ニュースはいつも肝心の疑問に答えない。

2012/03/30
ホラ話とデマの区別が難しい時代になってきた、悲しい時代だとは思わんかね。

2012/03/31
小さいものを大きく見るのが若者で、大きいものを小さく見るのが老人だ。そして中年の間はそもそも見ない。

2012/03/31
これだけの地震と原子力発電所事故の検証がこの程度の内容なら存在する価値はない。意味もない、意義もない、全く、完全に、絶対に。

2012/04/16
まだらに放射性物質が点在する状況で、海洋汚染の実態が掴めていない状況で、どういう検査をすればより安全と言えるのか。統計学による数学の裏付けがいると思う。気にしながらもサンマを食べてますけどね。

2012/04/25
今年の夏は大規模停電が起きるかどうかが全てだ。政治も経済もこれで雌雄が決する。どういう結果であれ現場にいなかった者がのさばるだろう。

2012/04/27
見失ったのは過去だろう。自分の足で歩き始めたばかりだから不安を感じているだけだろう。

2012/04/27
今年の夏は電気を巡る大坂夏の陣が起きそう。大規模停電が起きるかどうかの一大スペクタル。人々の上で照りつける太陽、逼迫する電力、フル回転するタービン、関西圏への供給を停止する他電力会社、次々とクーラーのスイッチが付けられたその時!立ち込める雨雲、これは救いの雨となるのか…

2012/05/01
事故の原因と被害の拡大は別だ。

2012/05/16
もしあの大地震や原発事故も映像や写真で報じられなかったらここまでの大騒動になっていただろうか?江戸時代の伝聞やラジオによる報道だったら。ここまで精神症の人を生み出しただろうか?

2012/05/16
原子力発電所の再開に命の覚悟が要ると言う意見には失望した。車の運転にだって命の覚悟はいる。安穏としていた人ほど反原発なのだろうか?それは安穏とした世界を未だに欲しているのだろうか?

2012/05/20
思考的には原子力に反対する方が簡単。だが無理だと思う。

2012/06/08
原発のどさくさにまぎれて跋扈する電気泥棒たちの主張はまさに猛々しい。

2012/06/8
あの地震というか福島第一原子力発電所の事故で鍍金の剥がれた論客が沢山いる。それはいい事なんだ。悪貨を駆逐したんだ。

2012/06/09
だれも責任をとるとは言わなくてみんな黙ってたら総理やってる人が仕方ねぇな俺の責任でやれよお前らという所に落ち着いた。原発再稼働は野田以外みんな無責任だ。これはいつか来た道。こういう形での意志決定しか出来ないのなら民主主義なんてやめてしまえ、老中の復活を。

2012/06/09
放射線由来って便利な言葉。ストレスでも議論してたら殴りあいのケンカになったもテレビ見てて興奮したでも由来っちゃ由来だ。

2012/06/22
核武装が可能になる条件というのがある。抑止力として必要になるのはどういう時か。アメリカさえ支配下に置けるくらいの国力と軍事力を得た時だろうか。その頃には核兵器以上のものを手に入れているだろうから核は不要だろう。

2012/06/22
今すぐでも核武装は可能だろうが国民の半数は餓死し打ち上げるロケットの燃料さえ買えないほどの貧困に見舞われるだろう。そんな核兵器よりも核廃棄物でこの星を汚染する研究の方が安上がりで現実的。でも何の意味があるのか。

2012/06/22
核武装をすると言う事は今の世界情勢ではテロリストのレッテルを貼られると言う事。それをしなければならぬ程追い込まれてはいない。第一に核ミサイルのボタンを今の日本の政治家や官僚に預ける気はしない。

2012/07/15
今年は不作か停電どちらの夏か。

2012/07/18
報道ステーションのロジックを許してはいけない。自分たちが抱えるストレスや不安から逃れようとして他の叩き易い相手を探しては非難し一日を息災に過ごす。

2012/07/18
事故と被害の大きさは分けて考える。

2012/07/18
一致するのは特殊な場合のみである。

2012/07/18
精神科医という肩書きを使って誰かを病気と診断している時点で自分の論点に根拠も自信も無い事は明白だろう。意識的にせよ無意識的にせよそれは精神の防御反応のひとつだ。

2012/07/18
自殺って罪悪感からではなくて孤立感から起きるんだろう。だから村八分にしてやったの証拠でしかなくて何の解決もない。淋しさは人を殺すと言ったのはキルケゴールだったか、しかし死んだら報復も出来ないではないか。

2012/07/25
実はね原発の問題はとっくに終わっていてね、今あるのは人間同士が分かり合えるかどうかって言うテラへやイデオンで散々やってきた事なんだね。

2012/08/01
恐らく二~三年でみんな放射能の事など忘れてしまう。食品の検査も土壌、河川、海底の測定も忘れ官任せになる。だから彼らは即時廃炉なのだ、そんな先まで覚えているか自分自身も分からないから。

2012/08/04
反原発の問題が行き着く先には石油がある。石油はエネルギーだけの問題ではない。近代という文明の根幹を支える。戦争も緑の革命も原発も石油に依存するひとつの側面に過ぎないのではないか。

2012/08/05
神経を病むくらいなら新興宗教にはまる方がまだましか。反原発も強ストレスを発散する受け皿のひとつか。

反原発のデマと言われる人達は敏感すぎるセンサーと思えばいい。人の集団の中には敏感過ぎる人も鈍感過ぎる人もいる。どちらも排除すべきでない。

将来の原発比率の討論にその頃には死んでるか死にぞこないになってる年代の意見を聞くのはおかしかないか。

2012/08/11
広島の空には殺気がない、誰かの緊張が少しずつ空に溜まった感じがない。東日本ではどこかで何かが噴出するのではないか。

2012/08/25
みんなが脱原発に走るので、私、原発を独占させて頂きます。

2012/08/28
反対派が未だに首を縦に振らないのは金の積み方が足りないからであって、それが見積もりの甘さである。もう一度コストの計算をしなおす必要があるはずだ。

2012/09/01
太陽がうちの光を使うなら金を払えと言ってきたらどうするよ、植物さん。

2012/09/04
やはり説明が足りない、栃木最終処分地問題。セシウムなら百年でほぼ崩壊するがその間だけなのか、その間は幾ら払うのか、中性子による放射性物質の処理方式との関連は、などなど。

2012/09/08
イデオロギーは実現を望む。故に実現の為に思想を人用としないのだ。民主主義の根底は実現よりも思想を重んじて遠回りする所だ。反原発はイデオロギーだと思う。
2012/09/26
ソフトクリームがまるでメルトダウンした燃料棒のようにぐにゃりと溶け出している!

2012/11/04
事故は設計だけでなく保守点検までを確認しないと何もいえない。

2013/04/29
堤防のかさ上げの為に津波を生き残った桜の木を伐採するらしい。移し替えればいいだけなのに。生き残ったものを自分たちの都合で殺すくらいなら、いっそあの津波ですべて流されれば良かった。

2013/04/29
春の叙勲には原発事故に携わった人たちは未だ呼ばれない。あの事故の原因を建設したものたちばかりに授与されている。老いたという理由だけで。

切り抜き 福島事故ストーリー4

2011/11/01
風景が作るそれぞれの国の形というのがあるはずなんだ。景色が変われば国民性も変わるんだ。

2011/11/02
ジャーナリストが政府側の人の命を軽んずるなら政府だってジャーナリストの命を軽んずるに決まっている、それに気付けないジャーナリスト側が全面的に敗北するに決まってる。

水を飲めと迫った人は戦中に特攻を押し付けた人間と同じなんだ。そういう人間はいつの時代にも居る事が判った。

2011/11/02
福島原発事故で放牧され野生に戻った牛を殺処分するならこの国に先はない。何故新しい知見を得るために生かさないのか。学者たちは試してみたいこと、調べたいことが沢山あるはずだ。幾つもの論文が書けるはずだ。そういう事が起きているのだ。

2011/11/02
壮大な実験場である事は事実だろう。

2011/11/11
この国にニュースが流れた事など一度もなかった。彼らがニュースと呼ぶものはただの残骸に過ぎない。宝石を探し出す事もせずに持ち帰ったただの残滓。彼らはただの一度も何故と問いかけた事がない。

2011/11/11
大切なものがあるなら大切でないものもある。大切なものにも順番が付けれる。一番大切なものは何かと聞く事が出来る。だから、命が大切などというのはまやかしなのだ。主語が抜けている。

2011/11/11
命よりも大切なものがあると戦った戦争に負けた事で命よりも大切なものはないという考えに主流が変わった事に不思議はない。

2011/11/11
2100年までに人類は地球上に統一性府を樹立する!そうでありたい!!

2011/11/13
野生化した牛を殺したのかを現政権を支持するかを決める唯一の判断基準とするに決めた。

2011/11/14
あのジャーナリストは理科の成績はたいへんに悪かったであろう。

2011/11/15
科学的思考力って何?科学って仮説と検証の繰り返しに過ぎない。科学を正しいと思う人は科学じゃないんだ。それは信仰に過ぎない。

2011/11/15
アレルギーという生体反応がある。これは思考にも起きることでアレルギーを起こしている人にあれ食えこれ食えと言ってもそれは無理。だってアレルギー起こすんだもの。

2011/11/18
誰かを敵にしなければ保っていられない正気なら敵は極端であるほど望ましい。その絶対正義という鎧を着込めば戦場での殺戮も苦にならない。恐怖に怯えるものは伐つべき敵を探すのだ。

2011/11/18
遠い昔に村を切り開いた先祖に心を寄せて今一度再興に人生を投ずるのは人の本懐ではないか。復興とは希望に満ち胸躍るものだ。だが何か閉塞感が上から頭を押さえつける感じがある。人が支えるには重い何かだ。

2011/12/01
もっと酷い事になっていれば対応力も指数関数的に下がっただろう。この辺りが何とかなった限界点だったとは思う。単に幸運だったのだ。日露戦争みたいなもんだ。

2011/12/01
テレビでインタビューに答えていた官僚の出世を諦めきったかのような表情が印象的だった。それを見る女子アナウンサーの蔑むような呆れるような表情は完全な演出でこのアナウンサーこそクズだと思う。

2011/12/01
必要なのは侮蔑ではない。模範解答の向こうにある合理的な説明だ。相手の無能や不作為などに立ち止まらずその奥にいきたいものだ。

2011/12/02
官庁なるもの四割程度を信用するくらいで調度良い。残りの六割は彼ら自身の権力闘争に過ぎぬ。

2011/12/03
後ろに下がらなければいつかは崖から落ちる。

2011/12/03
花粉のセシウム含有量を既に調べている学者がいてこの人は本当に偉いと思った。それを報じたのはテレビだった。テレビの人達はどうやってネタを見つけるのか。偶然意外の見つけ方を放送してるのは見たことがない。

2011/12/04
余計な事は言って罷免される人って根は正直で他人を信用しがちなおっちょこちょい。そういう人を駆逐してゆけば他人は信用しない、本心は語らない、裏切りも辞さない人が残る。オフレコを記事にした人は自分の死刑執行にサインしただけだ。

2011/12/04
これだけインターネットが普及すればマスコミを利用する価値が下がるのは当然だ。彼等を使って国民に語る理由は今や何もない。マスコミは既に国民の知る権利を代表する媒体ではない。

2011/12/04
政府が未だにマスコミと蜜月であろうとするのは陽だまりの樹の証拠かも知れない。

2011/12/04
マスコミを弾圧しない政府を信用するか、弾圧されないマスコミが信用できるか?

2011/12/04
これだけの大事故で一匹の羊もいらないなんて事はありえないか。そこでスケープゴートには東電が選ばれた。これ実は政府より東電の方がまだ信頼できるという事の現れではないか。存在感があるという事だ。

2011/12/04
信用とは存在感のメタファだとしたら存在感は何のメタファなの。

2011/12/04
ドラマは日露、ニュースは福島第一、か。

2011/12/08
詰まらない結論に向かってどうやって引っ張るかばかりをテレビは腐心しているわな。

2011/12/10
口が悪かったり意地悪だったりするのは全て青鬼なんだと思え。泣いて青鬼を斬れ。

2011/12/15
連続性を最大の命題とする以上それは戦争や地震にも屈する事はない。目的や指揮系統を失っても自律するのは組織の優秀さ。連続性は人から人に受け継がれる。法がある限り。

2011/12/17
TBSには心の真っ黒なアナウンサーがいるので好き。

2011/12/17
福島第一原子力発電所は事故というよりも災害というべきか。

2011/12/25
彼らは事象の下でウロウロして拾い食いをしているだけに見える。

2012/01/03
賠償金は0が2つから3つは足りない。そうすると原発の運用には一カ所に付き30兆円くらいの保険を掛けるべきとなり今回の事故は自賠責だけで交通事故起こしたようなものだ。この事故には保険が欠落しているが政府は知ってて免責を制定したのだろう。

2012/01/03
ゆく年くる年は本当に酷かった。スカイツリーから夜景を映す。アナウンサーが下手な話をする。この年に映すべき何かが分かってない。

2012/01/11
悪法なら廃止すればよいだけではないか。そこに既得権益があるから出来ぬと言うのか。

2012/01/13
喫煙する者が反原発や低線量被曝の恐怖を語ってはいけない理由はどこにもない。喫煙しない者が低線量被曝の恐怖を語っているからそれが正しいとはならないのと同じだ。つまり喫煙の有無は低線量被曝の事実とは何も関係がない。そして事実、共有はされていない。

2012/01/16
原子力発電は巨大な組み合わせのシステムだから何かの象徴としての反対以外は有り得ない。

2012/01/29
他人の優しさに気づかない人は甘えているだけだ。お互いがすがりついて生きているのに。自分だけはそうじゃないとそう言いたいのは何故だ!

2012/02/05
反原発は攘夷である。反原発で何がいけないのです、と村田蔵六が福沢諭吉に言った言葉に重ねる。これは現体制は打倒せねばならぬという運動であろう。それは政権交代ではなく省庁の解体が根底にあるように思われる。省庁こそが幕府であり政党が将軍になっている。と花神を読んでるとこうなる。

2012/02/12
ちっぽけな倫理では徹底性が足りない。徹底的にやると草も生えない。倫理というものは放射線と同じで量によって使い道がある。

2012/02/12
東電は20兆くらい借りて100年で返せばよろしい。

2012/02/12
自分には責任がないと言う事が大切である。自分の中にある無限の責任に押し潰されない為に。それは自分の共同体、コミュニティを消滅させるという意味だ。それでも壊すべきだ。

2012/02/12
責任が無いと言うか、逃げるか、落伍するかの何れかしかない。誰にも責任はない。たが自分に責任はないと言う為には他の誰かに転嫁しなければならない。これもまた後から気付くのである。

2012/02/12
誰も責任を取ろうとしないとお気楽に言える人は死ぬまで何にも気付けない。責任の意味が分かっていない。物理現象としての生物に過ぎぬ。

2012/02/13
どう解釈し行動したかを説明する事を責任と言う。我々が世界をどう解釈したかを残す事は後世の人にも役に立つ。

日本の言う責任を取れは腹を切れと言う事だから責任とは関係がない。誰かが死ねば溜飲は下がるし有耶無耶に出来ると思っている、天誅と同じ意味だ。

解釈は立ち止まらない点に意味がある、明日は違う解釈が出来るかも知れない。理解でも信仰でも戦いでも何でも良い。これ空や。

2012/02/19
違反を後から知らされて受ける損害と前もって調べておくコストとは比較すべき。

2012/02/19
違法していませんよ潔白ですよではなくて、違法があったら教えてねというのがオープン化のスタンス。

2012/02/19
育てる力とは捨てる事である、不合格で拒否、落第させて捨てる。そして捨てれば拾うものあり。教育とは捨てる事と拾う事の繰り返し。

2012/02/19
最後まで捨てられなかったものが一番優秀なのか?この事実は手間が掛からなかった事を示しており効率が良い事が優秀ならその通り。手間の掛からない事を理由に全権委任できるのならその人は胆に於いて優秀。

2012/02/25
ニュースが原因を一切追求しないものだから頭が悪くなるのが道理。

2012/02/27
少しの事にも繊細に反応して大音量で警告するセンサーと言うのはあっても良いのです。そのセンサーが反応していなければ極めて安全と見做せますし。

2025年5月23日金曜日

切り抜きストーリー9

2012/03/28
潜水艇は映画では扱ってもらう機会が殆どないけど大変魅力的な乗り物である。美しいフォルム、深海の探索、素朴な存在価値。しかしそれに乗ると想像した時に自分が閉所恐怖症であると発見した。あれには一生乗りたくない。乗れる奴の気が知れない。

2012/03/31
私は嘘つきですと四月一日に呟いたらこれは真であるか偽であるか。正直者なら嘘を言った事になるけどエイプリルフールだから許される。嘘つきなら本当の事を言ってる事になるけどエイプリルフールだから許される。どこにも矛盾がない。

2012/04/2
市民に対し命令できる立場か。そんな発想は今までなかったわ。

2012/04/3
そう、あれは全て彼の中でフィクションが起きているのだと思えばいい。

2012/04/4
#もし七月に敗戦したりなば
ソ連の参戦と原爆投下がなかったら…その後の世界はどうなっていただろうか。

ソ連と交戦していないので樺太、北方四島は保全された可能性がある。米軍の基地とするには最前線過ぎるか。終戦後にソビエトが進出する可能性もあるか。

満州国はどうなっていただろう。そのまま国として成立できたか。日本という後ろ盾を失えば廃国するしかないかも知れない。何処の領土になるのだろうか。

原爆が使われないとしたらどこかで使うことになる。それは何時何処になるだろう。直近では朝鮮戦争の可能性がある。両国は互いに報復しあい数発に及び使用したかも知れない。その被害の程は遥かに凄まじいもであったろう。そうでなければどこだろうか。

日本はソ連の参戦前に敗戦することがベストであった。常にロシアの影に怯え日露戦争の勝利もその後の安定に寄与しなかった。アメリカと戦い負けたのもソ連の影に追い込まれたからであろう。

遂にソビエトの影から逃れられたのはアメリカと同盟する事によってである。アメリカと同盟するためにあの敗戦を必要としたのだろうか。戦後の世界像を戦争をせずに見れた者は何処にもいなかった。

2012/04/6
もし零戦が防弾をしっかりしてたら愚鈍な戦闘機になって後世からはあんな飛行機しか持てないから戦争に負けたんだとか批判されるだろう。それ以前に戦争にもなってないしもっと強い飛行機があれば戦争で勝負を賭けれたのにとか言われているんだろう。

2012/04/6
ルールがない所では相手をどうすれば勝てるのか分からない。神殺しとはそういう事だ。

2012/04/10
この世の全てに明確な科学的基準や根拠があると思うのか。なら必要なのは人体実験だ。今グレーと言われている閾値の殆どは人体実験さえ許可されればより厳密な結果を出せるだろう。それが出来ないから適当な係数をでっち上げて数値化しているんだろうに。

2012/04/10
#その後の魔女
その後、キキは一人の息子を生む。それが、後のマルコ(ポルコ・ロッソ)である。飛べなくなったお婆さん、母さんの変わりに空を飛ぶ事を選んだやさしい息子であった。

マルコは、不幸にも女癖が悪いと勘違いした母親(キキ)によって魔法で豚にされてしまった。マダム・ジーナが、おソノの子供であることは作中には書かれていない。なお、アスベルはマルコの子孫である。

#その後のラピュタ
シータの生まれたゴンドアの谷に行ったパズーは、そこでラピュタの遺産を見つける。何年もかかってそれを発掘し潜水艦を建造した。これが後のノーチラス号である。船をネオ船長に託しパズーは消息不明になる。ナディアはパズーとシータの孫にあたるが作中では触れられていない。

ラピュタは地球の外周をまわっていたが、その後ラオ博士に発見され太陽エネルギーへ応用されることとなった。太陽塔にエネルギーを供給した衛星は内部に飛行石が格納されてそのエネルギー源となっている。あの衛星はラピュタから作られており、地球の周りを回り続けている。

#その後のトトロ
さつきは、メイと別れた。メイ、この森はもう造成されるのよ、町が大きくなってゆくのよ、仕方ないことなの。何故それがわからないの。

一人、道をとぼとぼと歩いていくさつきを見ながら、メイはつぶやいた。私は一人でもこの森を守るわ。

見上げれば、あの大きなブナの木が夏の風に揺れていた。あれから、10年、高度成長にともない、片田舎だったこの地域にも開発の波が押し寄せている。あ、お父さん、さつきは、会社から帰る途中の父に出会った。家は当時のままだ、何も変わっていない。

しかし、家のまわりの景観からはもう昔の面影が薄くなりつつあった。メイは、あれか、また立てこもりかい?うん、あのこ、昔っからどっか強情っ張りな所があるから。じゃ、あたし、家に戻るね。ああ、またおいで。

2012/04/14
こんなの私の町じゃない。
2012/04/15
ここで見届ける方がきっと僕を強くしてくれると思うんだ。

2012/04/11
グレーを白と言ってる間に最後は黒も白と言う事になってしまう。どこで引き返せば良かったのだろうか。

2012/04/13
小さな正義ならなくても構わぬ。大きな正義は巨悪と見分けがつかぬ。兎も角、正義は難しい。

2012/04/13
打ち上げに失敗した事でもう罰は受けています、制裁はしないで頂きたい。弁護人は以上の事を要求します。

2012/04/14
日本はノンキャリでもっているんだ。ここが崩壊したら総崩れだ。

2012/04/14
同じものでも広く展開して使うか固く集中して使うかで効果は大きく変わるんだよ、悩みきれない。

2012/04/16
超光速通信オープン!司令部に暗号送れ、アック受信、クローズ!全艦艇、超光速にて航行せよ!

2012/04/19
CGの曲線には美しさがない。自然には単純な方程式の曲線はない。あれは挫折や苦難を知らない曲線だ。

2012/04/22
それは伝聞か、でなければ何故知っている?

2012/04/22
法螺やデマをどうせ流すなら金が取れる見事なヤツを頼む。

2012/04/22
地球連邦が統一政府にも係わらず軍隊を保有したのは治安目的ではなく独立しようとする勢力を抑え込むためである。それと連邦に参加していなかったり参加が遅れ軍を完全に放棄していない地域への抑止力である。それはクーデターの危険性を内包する体制であった。 ♯ガンダム史実

2012/04/27
将来と言うと不安になるけど未来と呼べば希望に溢れるよ。

2012/04/27
責任を執って辞めるくらいなら無能を装って残る方を選ぶわな。

若い連中を好んで登用するのも、何かあって辞めさせても若いからやり直しがきくだろ。

馬鹿な振りして若い連中に権限と責任を与え、此方としては責任を誰に取らせるかだけに注意しておけばいい。

と言う西郷隆盛像を思い付いた。

2012/05/04
奴は赤鬼だ、ならば青鬼がどこかに隠れている。

2012/05/05
錬金術は科学でないと本気で言うのですか。

2012/05/13
気持ちは込めるもの、気合いは入れるもの、心は沿わすもの。

2025年5月17日土曜日

言語構造の研究1

2010/10/31
言葉が相手を動かす力を持っているなら、それは魔法と言っていい。言霊。言魂。そこから、当然、その力を霧消させる魔法も生み出される。その一つが否定という力。動かす事が言葉の力なら、消すのも言葉の力。言葉で分かり合えるとは思わない方がいい。

2010/12/01
形容詞や動詞には、多分に感情的なものがある。だから使用には注意し嗜好を示す表現は避けた方がいい。だがマスコミはニュースでこれを多用する。ニュースさえ地に落ちたnhk。

2011/01/18
その名を名詞で知っている者よりも、それを文節で表現できる者を採用する。

2011/08/18
論理哲学論考(ウィトゲンシュタイン)って今なら単なるツイートじゃねえか。

2011/09/18
感想しか浮かばないようなら大した事はなかったのだ。「考える時間を下さい」以上の誉め言葉があろうか。

2011/09/24
感想なんてない。あるのはこれまでの状況とこれからの展望だけ。感想は何の役にも立たない。

2011/09/24
感想で埋め尽くされる場所には一厘の思考もない。感想は始める場所であって結論ではない。

2011/09/26
値段で価値が変わらないものが創りたいです。

2011/09/26
経済とは自然からただで拾ってきたモノに値段を付けて売る事です。頭の中にあるモノも自然の一つです。

2011/10/10
近代絵画って背景の発見なのかも知れない。

2011/10/10
やるからにはすべからく人の心をえぐりなさい。ちあきなおみを聞く。好き嫌いを越えてからの好きが本物。

2011/10/14
中身に何もなくても印象に残ればそれがいいもの。

2011/11/03
心は現象の名前だから込めても何も起きない。気持ちを込めるもの。気持ちは伝わるものだから。それが怨念なら何かが起きる。

2011/11/16
気の利いた表現を見つける事は内容と同じ位に重要。理解が出来るだけではなく比喩が適切ならそれで読者の理解と印象が深まる。何よりも借り物でない表現は作者の人物像を鮮明にする。

2011/12/21
人は考えている事を言葉によって一列に順序だててキューイングしなければ整理できない。

2011/12/23
感動の下でウロウロしているだけじゃないか。

2012/02/03
会話は内容よりもリズムである事は言語の発生と関係あるのかも。誰もが自分という交響曲の作曲家であり声を使った演奏者。

2012/02/19
名詞、動詞だけでなく、副詞に独自性のある文章がある。このような文章はリズムが違うのでコツをつかまないと意味が通りにくい。形容詞が独特というのは一見すると詩だが意味はない。それでも感覚にはピピッと来る。

2012/02/19
形容詞、副詞は修飾だから基本は無視しても意味が通じる。修飾が表に出過ぎると意味を取り違える場合がある。修飾を取り除けばベースの意味が出現する。それが修飾で違う顔を見せる、その微妙さが面白い時もある。

2012/02/19
言葉の意味を先ずは定義しなければならない。すると先ずは意味の意味を定義する必要がある。と言う事は意味の意味の意味を定義する必要がある。こうして意味を定義するには、意味+1の定義が必要となり、定義は永遠に完成しない。

2012/02/19
定義とは仮定であり解釈である、これが定義が必要な所以である。

2012/02/19
言葉で言えたものに真実はない。何故なら真実であるならば言葉にする事が不可能だからだ。その理由。真実は過程や解釈ではない。よって定義出来ない。定義出来ないものは言葉に出来ない。真実は言葉に出来ない。

2012/02/19
言葉の無限は整数と同じ濃度だと思うがそれより高い濃度は何だろう。それが音だ。言葉は有限か無限か。言葉は無限たりうるが意味には物理的上限のある有限。

2012/02/19
デジタルは音を有限で扱いアナログのレコードは音を無限のまま封じ込める。しかしスピーカは無限を再現する能力を有しない。よって直接演奏を聴く事でしか永遠に触れる事は出来ない。因みに鼓膜と脳は不要な情報をビシバシと勝手に切り捨てている。

2012/02/19
形容詞使いの人と論戦になったら勝つのは難しい。

2012/02/26
自分の専門用語を誰にでも分かる言葉に置き換る努力をしない人がいる。

2012/03/12
頭にnotを付けるのには後ろには付けれない理由が有るのだ。

2012/03/25
言葉になる前のもの、かつ言葉の生まれ出ずる所。

2012/04/15
昔に書いた文章の余りの酷さに驚き今の文章にもそれくらいの酷さに違いないと気付く。気力がクラクラしてくら。

2012/05/05
やり方だけでは足りなくてメカニズムがいる。メカニズムとは抽象化の事であり分からないものを理解できる別の物に置き換える事。

2012/05/08
必ず二つの意見を持つべきだ。その上でどちらかに決める。それぞれが何所に繋がっているかも良く見て決めるべき。二つの考えが出てこない事を悩むと言う。

2012/05/08
誰もが納得するいい言い訳が見つからないのは、悩むではなく困ってるんだ。

2012/05/17
デザインは如何に余白をシェープにするかで決まる。空即是色とは何もない空間が美しいと言う事。手を入れたくなるのをぐっと我慢している緊張感に美しさがある。

2012/05/19
視点を探そう。

2012/06/10
核爆発にも色んな意味がある。原爆は核分裂、水爆は核融合、起爆は原爆利用。爆発は熱による空気の膨張、核が爆発または核で爆発の場合、核反応は必ずしも必要ない。狭いコミュニティでなら通用する定義も広いコミュニティでは解釈される事で広がる。日本語は広い側のコミュニティだから。

2012/06/13
弥生土器の綺麗さだけを美しさと思ってやいないか。縄文土器もある。この国には全く異なる二つがある。それがDNAになって、どちらかが欠けても螺旋にならない。

2012/06/30
自分が如何に生きるかと、人は如何に生きるかは意味が違う。

2012/07/27
物理学からパクったな「人間は、正確に見ようとすれば、生きる方が不確かになり、充分に生きようとすれば、見る方が曖昧になる。誰でも日常経験している矛盾であり、僕等は永久に経験して行く事だろう。」 (小林秀雄イデオロギイの問題)

2012/08/04
同じ作品は本人でさえ二度と作れない。その上に贋作も盗作もある。それを罰するのは単に経済的な要請であって創作とは何も関係ない。

2012/08/16
デザインの肝要は何かを言おうとしている事であって、言い切ってしまってはダメかも知れない。

2012/09/01
上手に話すには、相手の同意を取りながら先へ進めるのがコツ、小まめに相手に短い返事を求める。

2012/09/04
創造は原料を問わない。何故ならどんな想像も原料から見たら新しい組み合わせに過ぎないからだ。どんな絵であれ絵具という物質に過ぎない。しかし新しいという点に注目すればそれは原料から昇華したものになる。

2012/09/05
全く異なる形態をしていながら実は同じ構造で出来ておりその違いがバリエーションに過ぎないと言う話は面白い。よく出来た七変化とか変形はロマン。

2012/09/05
新聞は誘導の手法として見出しで巧みに主語を省略する。

新聞は誘導する手法として接続詞、副詞、形容詞を織り交ぜ公正な記事を装いながら暗に批判する。

新聞は数を示さず多い少ないと書いている時には数を書かない理由がある。
2012/09/06
新聞は広く薄く網羅する事に価値を置く。それぞれに対する論調を細かく自己検証する能力も時間も有さない。

2012/09/12
伝言ゲームは色々な問題を例えるのに有効なモデルケースのひとつ。

2012/10/01
俳句は時間を、短歌は空間を固定する。

2012/10/05
学びとは個人の所有である。いつ、どこで、だれに、なにを、どう学ぶかも個人の選択である。どうして、何故、だけが個人に属さない。

学べない事もまた一つの学びではないか。知識も知恵もないとしても、理知というものがあれば。

学びたいという情熱だけは奪えない。

2012/10/24
Stay hungry,Stay foolish 訳: 焦燥せよ、信じて進め。

2012/11/02
行き詰ったら一番重要な部分を削除する。すると他も削除できるようになる。そうして身軽になってもう一度組み立て直す。本当に重要なら推敲の過程で文意が復活する。

2012/11/04
味を語るのに甘いだの柔らかいだの言う人の味覚は信じるに値しない。

2012/12/08
#最後をかで終われば孔子っぽい
深くとは直線の一次元、広くは平面の二次元、よって広く深くはそれ球か。

2012/12/09
赤城はかき氷、森永はプリン、明治はチョコ、グリコそれポッキーか。

2012/12/14
正しいから実現されるべきは正しいだろうか。'べき'と言うならそれは他人への強制ではないだろうか。

2012/12/14
命令は常に未来形である。動詞に注目せよ、ここが変化点。動詞は未来への矢印。

2012/12/29
永遠に辿り着けない所がある。今。目の前を通り過ぎた。過去は永遠に遠い。

2025年5月16日金曜日

切り抜きストーリー8

2012/03/25
#ガンダム史実
ガンダムでも演出の都合でデザインを変えていると考えて実際はどうだったろうかと想像するのは楽しい 。

ガンダムのドラマは日常生活の積み重ねだけで作っている所が面白い。だがこの日常は好きではない。ガンダムのドラマを余り面白く感じない所以。

セイラを描かせたら安彦良和が日本一だなぁ、と言う事は宇宙一か。

ガンダムⅢの作画は日本史上屈指の完成度、並ぶものは居れども超えるもの皆無。安彦良和の凄さが伝わる作品だ。キャラが立ちこの作画、セイラもミライもフラウもキシリアも全て良い。巨神ゴーグもアリオンもクラッシャージョーもこれを超えれず。

安彦良和の描く人物は顔を左右に振る、そして上下、これで演技になっていて顔の向きや振り方でストーリー上の演技は勿論だが見るものを気持ち良くする演技になっている。アメリカのアクターの演技に似ている。因みに日本の俳優は声と表情だけで顔の向きで演じれる人は稀有。

ララァが少し知恵遅れに見えるのは演出上のアヤと言う事にしておこう。

ガンダムのセリフは独自のリズムを持っていて、これは新劇の独特なセリフ廻しに似ている。日常を話中に持ち込んだために必要となった非日常性をセリフに求めたと言えるだろう。リアルなドラマだからノンフィクションを示す記号としてセリフ廻しを必要とした。

アニメでは主役は最後まで負けないし壊れない。この嘘は日常をドラマに取り入れると成立しなくなる。そこでガンダムではニュータイプが主人公が負けない事を説明するための演出であった。つまりニュータイプは演出上のフィクション。

ガンダムと言う世界でのフィクションはニュータイプだ。しかし宇宙に出たら人間の考え方や感じ方は変わるよね、というテーマはフィクションではない。そしてラストにそれでも人間とはこう言うものだろうと主張する。一体感の様なものがいいと思う。

選民思想は別として思想としてはギレンの持っている人間への危機感が一番正しいように思える。それでもこのギレンを敵側に置いたのはこの作品の面白い所。この危機感、地球の資源を浪費してヒトに未来はあるのか、はシャアの逆襲に続くテーマだ。

ギレンの語る人類への危機感が作品の通奏低音となっておりジオンにも理がある、しかし作品ではアムロたち主役の敵として描かれていた。ザンボットのようにどちらが正しいのかというストーリーの持って行き方も可能としてはあったはずだ。

キシリアを殺して悪に確定させちゃったけど殺す必要性があったかは疑問。シャアによる狙撃は演出として必要だっただけで史実では脱出時に連邦の攻撃を受けて戦死したと言う方が自然に思える。作中では人を簡単に殺しちゃうもんだからお母さんとか叫ばせずにはいられなくなった。

シャアというのはよく見ればお馬鹿さん。だけど対応は大人でいいとこのお坊ちゃん、パイロットとしては出来て根は好い奴そうと言う、表層の良さで人気が出たタイプだ。ガンダムで人間らしく好感が持てるのはザビ家だ。彼らと比べると他の登場人物は己を語る機会が少なかった。

ザビ家を倒すべき悪とした所からガンダムはここまで続編が続いたとも言える。当初から矛盾を孕みどれだけやっても証明に失敗する定理の様だ。ガンダムの全てはザビ家が悪である事を証明しようとして失敗を続ける論文の様だ。どこかでザビをきちんと扱った作品がいる。タイトルは何がいいかな。

演出上の嘘として簡単なのはムサイなどの艦橋があります。戦闘艦で全面ガラスは有り得ない。実際は小窓が沢山あったのでしょう。レーダー機器を補う光学式観測機器も沢山搭載していたはずです。

正義と悪という対立を完全に排除したのがイデオンでその代償として続編を一切拒絶する程の完成度となった。

思えばヤマトがあれだけの続編を持つのも作品中に何か強力で解けない矛盾を抱えているからではないかという仮説は立てられる。

ガンダムではホワイトベースは大気圏にも突入したが史実にはこの様な事実はない。当時の技術でもあの船を大気圏内で飛ばすのには無理があり実現しても費用対効果が悪すぎる。クルーが地上に降りたのは事実だがあれは大気圏突入カプセルで行ったのだ。

シャアが大気圏突入時に攻撃を掛けたのは史実である。ただガンダムでそれを要撃した史実はない。史実ではシャアにガンダムを奪われることを恐れた連邦はガンダムを大気圏に廃棄した事になっている。勿論あの機体に大気圏突入能力はない。

そんな訳でアムロがジャブロー後に乗った機体はジムである、マグネットコーティングなどしなくてもジムの性能は試作機よりも数段に高いものであった。演出上はガンダムを使い続けた事になっているが実際の写真を見れば分かると思うがジムはもっとカッコいい機体です。

地上戦でのガルマ戦死にはアムロたちは関わっていない、その頃にはジャブローにいた。但しガルマ戦死の戦闘は実際にあったし経緯はガンダムで描かれたのとほぼ同じ。シャアの裏切りは史実では意見が分かれる所だが機体が故障していたとの説が有力である。

2012/03/26
ミハルのエピソードも演出である。ただ身よりのない子供を育てていた売春婦が連邦の兵士にスパイ容疑で惨殺された事件が起きておりこれが話の元になっていると思われる。これについては戦後に連邦軍から謝罪が遺族(子供達)にされている。

ザンジバルを地上から打ち上げていたがこれは史実である。但しあれは地上の工場で組み立てたものを宇宙に打ち上げていたのである。重量軽減の為に武装も装甲も施されていない。打ち上げた後はそのまま工場に運ぶもので直ぐに戦闘などは出来ない。

ホワイトベースの羽根に見える物は実は光学観測機である。より距離は離しておく方が二つのカメラで捕らえた画像の比較処理で精度が向上するのである。そこであの様に幅広くなっている部分がよく見ればどの艦にもあるがそこが光学観測機器の設置場所なのである。

アムロが打ち捨てたれたガンダムに乗って直ぐに操縦できたのは当時の子供達も軍事教練が義務付けられていたからである。アムロはパイロットコースを受講しており好成績を収めていた。フラウやセイラは看護コースを受講していた。

シャアの搭乗するザクが三倍の性能と言うが連邦の勘違いである。シャアの機体も他のザクと同じものである。三倍のスピードで移動するのは他のパイロットと違い彼は進路変更を殆どしない。速度を出し過ぎると進路変更にかかるエネルギーが大量に必要である。

シャアは最初に加速するだけで慣性飛行で戦場に来てしまう。他のパイロットがそれをやると戦場に着いた頃には進路変更でガス欠状態で戦闘にならない。これは彼の天性とでも言うべき技術であり大戦を通して彼に匹敵するパイロットは存在していない。

モビルスーツはもともと月での資源採掘作業のために開発された。それを軍用に改良したのはコロニー攻略のためである。コロニーの色んな設備で段差のある表面に磁力でくっついて移動するには二足歩行が都合良かった。手はパイプなどを掴むために用意された。

ザクの肩に付いている盾は敵の攻撃を避ける目的で付けたものではない。もともとはデブリから機体を防御するために付けたものであった。

コロニー落としをするためにザクは開発された機体である。色は宇宙空間で目立たない深緑であった。隊長機は暗い赤であったが機体はどちらもおなじものである。シャアのザクだけが赤いというのは勘違いである。戦争末期には隊長機は残機も減り隊長も緑のザクで編隊を組んでいた。

ガンダムでは機銃を撃つシーンがよくあるが宇宙で銃を撃つと何時までも飛び続けて危ないので使用されない。敵艦攻撃も主にトマホークで敵の動力炉を破壊し爆発を起こさないように気を配った。爆発するとデブリの山となり何処に飛んで行くか分かったものではないからだ。

宇宙ではモビルスーツが主力兵器であったが地上では余り使用されてはいなかった。あの高さは格好の目標であったし戦車には適わなかった。地上の主力兵器は戦車と航空機であった。ただ水中のモビルアーマーは実戦配備されていたし水中用のモビルスーツも開発計画があった。

サイドセブンにザクが進入した事実はあるがガンダムと対戦したのは脚色である。アムロはガンダムに乗って収容しただけであるし進入したザクは施設の破壊に成功したが出口まで戻れずその場に廃棄・破壊された。重力のあるコロニー内では動作も遅く使い物にならなかった。

ガルマは作品中では坊ちゃんに描かれているが実際は聡明であった逸話が幾つかある。勿論だが彼は訓練ではドップにも乗っているが実戦に出たことはない。彼は北米方面の司令官であった。

ククルスドアンと言うジオンの脱走兵が連邦ジオンの区別なく孤児達を引き取り養っていると言う話は一部ではよく知られており彼の元上司は機密費の一部で彼を支援していた。これを聞きつけた情報部が彼を捜索しようとした所、これを偶々聞いたガルマが捜索を止めたのは有名な逸話だ。

ガルマは表には出していないが講和の考えを持っていた。それを日記に付けていたのだが戦死後にその日記を読んだデギンはそれにより連邦との講和を決意したと言われる。ガルマ戦死は講和に動こうとしていたガルマを暗殺する密使をシャアが受けていたとする説もある。

ガルマの死後、恋人であったイセリナは男の子を出産している。この出産はガルマの死の二年後の事とされているが実際は8ヶ月後の事らしい。ザビ家の血を引くものとの醜聞を恐れたイセリナの父が生まれを一年遅くにしたと言われている。

ガルマの死後、北米におけるジオンの勢力は急速に縮小した。この事から彼の司令官としての能力を評価する者は多い。この勢力縮小で連邦は北米の兵を大規模にオデッサ作戦に投入出来た。これが大戦の趨勢を決定した事からガルマの死を持ってジオンは敗戦したとする見方もある。

シャアはガルマの所で地上用モビルスーツの実戦テストをしていた。しかし地上では成果が出ない所かガルマが戦死する。シャアでさえ扱えないなら他の誰にも無理と言う事で地上モビルスーツの開発は凍結された。この後にシャアはジャブロー侵入と言う危険な任務を命令される。

シャアはルウム戦役で戦艦五隻轟沈で頭角を現すがV作戦傍受当たりから情報部との関係が深くなる。その他にもジャブロー侵入による連邦新型兵器ジムの情報入手、サイコミュ操縦の開発、アバオアクウ防衛戦での前線指揮など。撃墜数は戦艦8、モビルスーツ等12。

スペースコロニーで最も重要な問題は水であった。当初は地球から運搬していたが少量であった。氷の小惑星帯が火星の内側に見つかった事から巨大コロニーの建設が可能となる。コロニーに水を運搬する船に対しては戦争中と雖もジオン連邦とも攻撃はしなかった。

ジオンは休戦後に正式に独立を勝ち取った。それに次いで幾つかのコロニーも独立を果たした。コロニーでは安定した太陽光エネルギーにより農業や工業が低いコストで生産でき地球よりも競争力があった。運搬も宇宙に出るよりも低く済んだ。コロニーにないのは漁業だけだと言われている。

ソーラーレイは実在した兵器ではなくガンダム話中での脚色である。実際の所あれだけのエネルギーを太陽光パネルで貯めようとすれば使えるようになる前に戦争が終わってしまうだろう。

ジオンが保有していた宇宙艦は戦艦26、巡洋艦32隻。連邦は戦艦18、巡洋艦16隻であった。モビルスーツはジオン516機、連邦382機。他にもミサイル艇などがある。国力から言えばこれでも多過ぎであった。連邦は要塞上陸戦には艦船が不足し運搬用に小型コロニーを活用した。

要塞攻略戦は要塞の艦船発着施設を破壊し無力化することであり上陸戦は歩兵で施設を占圧する事であった。ソロモンは攻略戦でありアバオアクウは上陸戦であった。この二つの作戦で連邦の宇宙軍は殆どの戦力を消耗した。一方のジオンも被害甚大で講和が成立した。仲介はサイド6である。

ジオンはザビ家の独裁国家ではないし共和国で議会も持っている。ギレンは政治家だが他の兄弟は軍人であり最高位の地位を持っていた訳ではない。ギレンが戦場で指揮を執ったことは勿論なく彼はアバオアクウ陥落後に本国の執務室で自殺しているのを発見されたのである。

ザビ家は革命の功労者ではあるが特別に優遇されていた訳ではない。ドズルとキシリアは要塞司令官に任命されていた。デギンはジオンの最高政治責任者の地位にいたが大戦末期にサイド3への移動中に行方不明となり戦後に事故で遭難した船が見つかっている。

2012/03/28
オデッサ作戦で核兵器を使った事になっているが核を配備している事を連邦が知っていればあの様な大攻勢には出れるはずはないのである。マ・クベはオデッサ降伏後に要塞引き渡しなどの事務手続きを行い戦後は軍を引退、地球で美術史家として余生を全うしている。

V作戦はモビルスーツの開発ではなくソフトウェア開発の作戦名であった。開発モデル機であるガンダムは各種兵装が可能になっておりデータ収集や性能チューニングに使われていた。ここでの成果が順次ジムに適用されたのである。戦争後期のジムの高い性能はV作戦の結実であった。

戦争全期を通じてアムロとシャアが同じ戦場にいたのは三回だけである。サイド7追撃戦、ジャブロー攻略戦、そしてアバオアクウ防衛戦である。この二人はともにエースパイロットであったが直接対戦した記録があるのはサイド7追撃戦だけである。二人は戦後になって初めて対面した。

シャアとアムロが対面したときシャアは初対面と思っていたがアムロはサイド6で既に二人は会っていたと言う話をした。それを聞いてシャアもその時の事を思い返したと言う。その時はシャアが女性連れであったと話した時にそれは今の奥さんではないからと笑いながらアムロの話を遮った。

サイド7追撃戦でアムロとシャアが初のモビルスーツ格闘戦を行ったのは有名な話であるがシャアは開発テストで模擬戦を行った経験がありその時の経験から連邦軍のモビルスーツの性能の高さに驚いたと言う。相手がザクであれば確実に戦闘不能になっていると述懐している。

ガンダムの開発陣は格闘戦を想定したチューニングも施しておりそのソフトウェアが機能したのがアムロには幸いであった。でなければシャア相手にはガンダムと雖も相手にならなかったであろう。要塞攻略を主眼とした連邦軍はジムには格闘戦用プログラムのアップデートをしていない。
2012/04/4
実際のグフはモビルスーツ運搬作業用の機体であって右手に付いてたのはヒートロッドではなく運搬時に荷物機を固定するためのワイヤーである。戦闘用に用いられる機体ではないがアバオアクウでは要塞化の工事に大量に投入されその後に武装を施され固定砲台として使われた記録がある。

ゲルグクは戦争末期に投入された機体で戦争を通じての最高のモビルスーツと見なされている。戦後に連邦軍は模擬戦を行い一機のゲルグクで五機のジムを圧倒した。しかし要塞防御戦の迎撃能力に特化した設計で活動時間が短くその後のモビルスーツの主流になる事はなかった。

2012/04/22
地球連邦が統一政府にも係わらず軍隊を保有したのは治安目的ではなく独立しようとする勢力を抑え込むためである。それと連邦に参加していなかったり参加が遅れ軍を完全に放棄していない地域への抑止力である。それはクーデターの危険性を内包する体制であった。

2012/04/24
連邦の白いモビルスーツと呼ばれたガンダムだがこの塗装は試作機として観測しやすい様にしたもので実戦を想定したものではない。サイド7を出港したホワイトベースには塗料が無かった為ルナツーで戦闘塗装を施された。

2025年5月10日土曜日

切り抜きストーリー7

2012/01/08
平家がこの国の最後の王朝文化だったんだな。色味に対するセンスがここでがらりと変わるわけだ。歴史は色で表現できるんだな。

2012/01/13
なぜ大臣が専門家である必要があるのか。常識と胆力とさえがあればよろしい。

2012/01/14
IDEON
故郷を捨てて君とだけ歩いていると慈しみが君に触れる。君の慈しみが僕に触れる。蛋白質の二人が道化のように触れ合う。この空に届かなくて祈りは慈しみの悲しみだ。

中島みゆきを聞いているとふと鈴木亜美が聞きたくなり次にコスモスに君とが聞きたくなり紆余曲折ののち南野陽子を聞き始めに戻る。

イデオン、ザブングル、ダンバインの三作品を後期、ザンボット、ダイターンを前期とする区分けはガンダム中心主義であるからとても認めることは出来ない。ガンダムは別にキリストというわけではないぞ。

ザンボットの最終三話を超えた最終回というものは未だに見たことがない。

イデオン、地球へ、火の鳥は民族間で争ってる、例えばイスラエルとパレスチナの人達に是非とも読んでもらいたい作品ではある、例え問題の解決にはならないとしても。

カリオストロの城ほど見ている最中に面白いと思った映画はない。あれは今までに知らない世界を見せてくれた。世界の色といってもいい。あのルパンのジャケット、湖の色を宮崎色と呼ぶ。

宮崎駿の作る作品は今まで一度として同じ色の作品はない。コナンは黄色、ナウシカブルー、ラピュタグリーン、キキブラック、豚の紅、千尋の白、もののけ…

スタージンガーを思い出す。中身も覚えていないのに何故かなーと検索してみたらエンディングがいいんだ。蒼く輝く月よりも??

アンドロメダというのはだな、あんなやられ方をしなきゃいけない程、やわな戦艦じゃなかったんだぞ。あんな使われ方をしていい船じゃないんだ。だからさらばは駄作だと言うんだ。

2012/02/03
人は自分の中の手持ちの兵力でしか戦えないものなのよ。工夫するか連合するしかないでしょう。

2012/02/03
クリスマスを筆頭に恵方巻き、バレンタインと日本の行事はどれもこれもエロいものばかり。もしかしてマーケティングの秘訣はそれか?ハロウィンが今一つなのはエロと結びつくアイテムがないからか。

2012/02/03
ハロウィンの日には悪戯されないためにお菓子を用意しておくものですがチョコでコーティングされたものが一番いいそうです。これは黒くしておくと森の精に見つからず悪戯されなくなるという古い言い伝えから来ています。

2012/02/04
なるほどお金払った後に電話番号を聞くのは確かに戦略としては間違えております。ですがここは戦略よりも算術です。断られた時に取れる次の戦術は払った後に断られる方がより手広いのです。小銭など取り返すのはいつでも出来ますから、はい。

2012/02/07
騙されておくと言うのは相手が無能の降りをしてくれた時の敬意な訳だ。

2012/02/08
サイコロを投げる責任というものはあるかも知れない。しかし出目には責任はない。責任とは取るものではなく執るものである。

2012/02/12
公理を疑え、倫理を討て。倫理の破壊とはならない、倫理は己への否定も一部として取り込む。

2012/02/12
神は死んだ、と叫ぶものは神を認めている、よって彼の心から神の存在を追い出すことは出来ない、超人は終いには神に喰い殺される、それは東洋的な神かも知れないが、それが神だ。

2012/02/12
善悪は灰色に揺らぐ。後からあれは悪い事と思うのはだから容易い、よって悪は取り返しがつかぬ。善は悪を取り消さない、神は許しても自分は許さない、こうして悪は数々のテーマになる。

灰色でない悪など怖くもない。悪が白黒ならこんなに容易い事はない。

白と思って塗っていた絵の具が黒だったらどうする、そうやって後から気付く。または後からそう信じる。

許すもまた信じる事なのだ。

2012/02/13
神のご加護と言うか。敵も我々と同じ神だからな、神はどちらかを選ぶと言う事をされるだろうか?

2012/02/17
誰であれ首相になれば馬鹿に見えるものだ。

2012/02/18
未来に絶望したのならそれは神を信仰したのだ。

2012/02/27
長州を、更なる長州を。真っ赤になって蛤御門に突入する長州を、馬関戦争でエゲレスに叩きのめされる長州を。密航で五人を送り出す長州を、上海に武器の買い出しに行く長州を。村田がいて高杉がいて、周布がいて、木戸がいる。伊藤が、聞多が、狂助が。そして与作がいるこの長州を。

2012/02/27
負けてから勝て。そうなる前にほふれ。勝てば引け、勝てば押せ、負ければ引け、負ければ押せ、いずれか塵芥の泡沫に帰す。ならこの一敗、揺るぎない一敗なり。

2012/03/2
延びきった戦線は縮小するしかない。

2012/03/4
自分の正しさで完結する事は、その完結さが故に信仰になる。土塁を幾ら撃った所で要塞は落ちない。第一の橋頭堡は疑念であろう。だが疑念はこちらも同様に浸潤し無事では済まない。

2012/03/4
敵と味方をエントリーする所から始めるのだろう。彼はそれを防衛戦だと思ってる節がある。相手からすれば侵略に見えているかも知れない、敵と理解し合う気はないと言う事か。

2012/03/5
日本ではハンター×ハンターを読んでいれば哲学とかいらないと思う。餌となった人間は如何に人間たりうるのか?今回も結末は逃げたけどその逃げ方が見たかったとも言える。

2012/03/6
偽善で表も裏も全てを埋め尽くすなら自らを縛り付けて溺れるしかない。

2012/03/6
無能の定義は気付かない事。だけど気付いてもやらないのも無能、気付いたけど出来ないのもやっぱり無能。どう転んでも無能呼ばわりはされるものよね。

2012/03/10
己が正しい事を証明する為には此をせよ、とは神の視点であるが故に人は使ってはならぬしこれに応じると相手を神と認める事になるのです。キリストが神を試してはなりません、と言ったのは、サタン、あなたは神ではありません、と言っただけなのです。

パンのみで生きるに非ずと言うけど、イエスってパン屋かってくらいあちこちでパンを振る舞ってた。

人の心を動かすのは、中身ではなくて、レトリック。物は言いよう。感動はコンテンツよりもスクリプトに宿る。

2012/03/14
無限を考える事と神は脳の同じ所が動いているんじゃないか。

2012/03/14
火の鳥の仏教の扱いが断然に面白い。あと聖徳太子が登場しないのがなんか面白い。火の鳥はどれも本編のないスピンオフなんだなぁ。

2012/03/20
排気量を半分にしても倍の回転をさせれば今までと同じ出力は得られますよ、と言ってるようなものです。人口が減るとは排気量の小さいエンジンに載せ替えると言う事でしょう。エンジンの出力を向上する前に車体の見直しが先です。

2012/03/22
ナチズムの社会に住みたいとは思わないが彼らの最大の失敗は戦争に負けた事である。勝っていれば彼らの行為のほとんどは正当化されたかも知れない。独裁は戦争に弱いと言うのは民主主義の長所かも知れない。

切り抜きストーリー6

2011/10/03
国家の仕事なんて金さえあれば何でも解決する簡単なもんだよ。ただ金がないからえらく難しくなる。

2011/10/04
うじうじしてるの語源は蛆虫から来てるんだろうし蛆虫と呼ぶのはあの虫が健気にもウジウジと歩いてる所からだろうね。

2011/10/07
巨大な空白地帯が出現した。彼を継ぐもの、否定するもの、乗り越えるもの、真っ向から張り合うもの、そういう人がいれば幸いです。

2011/10/08
やった本人は残酷とは思っていません。恐らく死ぬまでそれに気付かないでしょう。正義では信頼に足りないのです。

2011/10/09
その馬鹿馬鹿しさが純粋さから来てるかと思えばまさに愛おしい。だが今は捨てていくぞ。救うのは神の仕事であって私のではない。

2011/10/10
補助線は重要だが目的ではない。

補助線は一つとは限らない。

補助線を有り難がっても仕方なかろう。

2011/10/10
何かを得たはずなのにそれが何か分からないの。見えないの、そこにあるはずなのに何も見えないの。形にならないでそれはまだ気体のままなの。

2011/10/10
もう奴は駄目だ、気が狂っちまった。病院に送ってやれ。

2011/10/10
捕食者が先に滅びる。世界の豊かさは水の量を越えられない。

2011/10/10
お前はキリスト教が産み落とした子供だ。親殺しをするかも知れぬ子だ。だが宗教の子であるお前はどう変わろうとも宗教からは逃れられぬ。科学であるお前こそが正当な宗教の子にして後継者なのだ。

2011/10/10
科学はキリスト教が産み落とした最後の子供だ。親殺しをするかも知れぬ子だ。だが宗教の子であるお前はどう変わろうとも宗教からは逃れられぬ。科学こそ正当な宗教の子にして最後の後継者なのだ。

2011/10/16
格差デモのニュースを見てたら共産主義の笑い声が聞こえてきた。でも前回の共産主義は革命家によって行われたんだよ。

2011/10/16
理由は最後まで明かさないでおくべきだ。理由なんて聞けばたいそう詰まらないものだから。

2011/10/17
「花びらの季節」がいいと思うものだけが私に付いて来なさい。

2011/10/17
そんなものに躓くような知性など取るに値しない。人間として認めなくともいいほどだ。私は共和主義者だから彼らにも人権は認めるのだがね。

2011/10/18
私たちは世界を平均で見ていた。しかし実際の世界はまだらだったのだ。それに驚愕してる間は平均の話は通用しない。

2011/10/19
責任を取れと迫る方が立場は弱いものです。時間の勝負にして何もやらなければ困るのはどちらか考えれば自明です。ゆっくりと相手を追い込めばいいのです。

2011/10/23
ここではないどこか違うところへ。その二つが似ていると気付いたのは夢の中でのことだったんだ。本当に夢の中でだけの話だったんだ。

2011/10/23
常識の範疇に収まるうちはいい、その境界にはその世界観ではどうしようもない日常がある。越えれば何もかもが崩壊し意志という残滓だけが辛うじて支える日々が来る。常識はそこを越えたとき自らの足場が消え去るのを知る。直視できない者は亡霊になる。そう今だ。

2011/10/23
農業は産業ではなく環境保護としての生き残りしかないと思うんだ。農水省から環境省に管轄を変えるんだ。治水という点では国交省かも知れないけど。

2011/10/23
神への信仰を知識に置き換えたに過ぎぬ。信仰には違いない。未来は今の神を書き換える。

2011/10/26
まあ全体が見れて適切に対応できる人などこの世には1人もいないので、誰が何を言おうがそれは必ず間違えている。その上でいい所を見つけるのが宜しかろう。

2011/11/13
あれは老害の体現だからね。老害と大老害の対決さ。殴り合いで解決すべきと提言致します。

2011/11/13
言論の自由なんて言うから老人がのさばるんですよ。

2011/11/17
篠田麻里子を見てると湖川友謙を思い出す。ザブングルによく似合う。

2011/11/19
政治家の小粒感はインターネットの時代の特徴です。新聞テレビの時代が産んだ独裁者や大統領達と決定的に違う現象です。これまでにない新しい人物像が出始めるでしょう。つまり社会は変革期にあると考える方が妥当のようです。

2011/11/27
ドラマの主役に抜擢されて場末のトンカツ屋から撮影開始。演技は始めてで未知数なのに、割り箸など小道具には細かく気を使う。碁石をいつも触ってるキャラにした。脚本はまだない。夢だから。

2011/11/27
赤羽莉紗子さん、田端警部、品川くんが登場するのは決まっている。トンカツ屋は一回限りの予定だったけど定番になりそう。そうすると店のおばちゃんもレギュラーだなあ。

2011/12/04
戦争とは食って出すことの上にしか構築しえない。

2011/12/10
全ての敵も青鬼なんだと思えばそこまでは出来ないよね。鬼畜青鬼。

2011/12/15
崩壊であれ決壊であれ最後の一押しと言うものが必ずある。

2011/12/15
増えすぎた法律を適度に間引くのが長生きの秘訣ではないか。

2011/12/16
悪い人間の描き方が驚くほど詰まんないんだ。天秤の片方が軽ければもう片方も軽い。いい人ってのは悪についてよく知っている人の事だ。

2011/12/17
記号化されたストーリーのつまらなさ。

2011/12/17
正義の味方は馬鹿でも出来るけど悪役ってのは頭が良くないと務まらない。正義の味方は何も知らなくても出来るけど悪役ってのは正義も悪も知ってないと出来ない。悪役だけが正義を知っている。

日露戦争に勝つためにはソビエト連邦を作らざるをえずそれが後に日本を滅ぼす遠因となるのだがそこまでの責任は負えない。

2011/12/25
伝達がない所に多様性はかくも増えない。

2011/12/31
抜本改革を掲げて成功した試しがない。改革を謳いながら連続性も維持するなど両立しえない。よって証明は失敗する。

2025年5月3日土曜日

よき細工は少し鈍き刀を使ふ2 - 吉田兼好

229段
よき細工は少し鈍き刀を使ふといふ。妙観が刀はいたく立たず。

使い古したサンダルを洗い、日に干す。そして履いた感触は、インソールがほどよく毛羽だって感触も心地よい硬さとなって、これは妙観が刀はいたく立たずだと思った。その次の日、サンダルは踵の所の穴が開いた。灯滅せんとして光を増す。

刀というものは玉鋼を繰り返し折っては叩くの繰り返しで作るが、備前長船刀剣博物館で学んだ限りでは、これが層を作る。これを砥ぐ事で波状の文様が生まれる。地表に出現してきた地層を洗う波が如し、砥ぐ事で鉄の面白みが模様となって現れる。

軟らかい芯となる心鉄(しんがね)と硬い皮鉄(かわがね)で刀は構成されるが、彫刻刀なども同様らしい。と言っても妙観の刀を知る由もなし、まして刃物を知る訳もない、詳細は知らない。

使えば使うほど研げば砥ぐほど次第に刀は小さくなってゆくものだし、鋼の部分の比率も変わってゆく。刀鍛冶の作業を考えるなら、最初期であろうが、ちびて小さくなった時であろうが、そう大きく鉄の組成が変わるとは思えない。

とは言え、最後の方にはこれ以上は用をなさない程度しか残っていない訳である。その時の手になじんだ切れ味が良いと主張する。何度も何度も使う内に鉄が鍛えられてたのか。木を彫る度に刀鍛冶が鍛えるのと同じように鉄が締まっていったのか。

使うほどに刀の切れ味が悪くなると自然と考える。しかし刃先の事をどれほど知る訳でもない。刃先がちびてゆく過程のどこかに丁度良い使い慣れて使い勝手が良くなった切れ味というものも存在するだろう。

とは言え、刀鍛冶の力加減も鉄の組成も全て同じだった訳ではあるまい。作った全てが業良き物という訳にもいくまい。工業品よりは高い精度だとしても出来不出来は生じる。一振りの中でも原子の配列が均一という訳でもなかろう。それぞれの個性というものが砥ぐ度に段階としてあり、その変化に即した使い方に上手になってゆくというものもあるだろう。

最上の切れ味もあるだろうし、心地よい切れ味もあるだろう。独特の味わいが語ってくるものがあるにしろ、削る音の快適さは使う者にしか聞こえてこない。

鉄の硬さは炭素との化学変化だから焼き入れ、焼き戻しで硬さと脆さが調節されている。表面と内側でも反応は違うだろうし、研いで行けば埋もれていた地層が出現し、そこには鍛えられた時の儘の状態が残っている。空気に触れた瞬間に何らかの反応が起きるとしても不思議はない。それが使い終わりの丁度よさに結びついたとしても不思議はない。

使うほどに何とも言えない味わいが出て来る、最後まで使う事で、その刃物はひとつの寿命を終える。鉄の原子は環境の中へ戻り時の円環の中を漂う。刀鍛冶は切れ味など求めない。仏師も切れ味など求めない。目の前に刀がある、それが良い出来かどうかを問う。それは自分の技に叶うものか。

兼好は1350年の人で妙観は780年の人だと言う。同名の仏師は死ぬ程いたであろうから、どの妙観について語ったかは知らない。使い古しの刀が残っていたかもかも知らない。

兼好も刀の上手であったという話も聞く。ここに立ち上るのは細工する姿ではなく、ぽんと置かれた静かな刀の姿だろう。

色々と思う事はあったが書くのは止める。その思った中にはあなたが思った事もあるだろうし、あなたが思わなかった事もある。しかし全て無駄だと悟った。この無駄と結論した理由をどうぞ推し量って下さい。

それを書かない理由さえ書きません。彼はそれが自明だと思ったのか。それともその方が刀の美しさに似ると思ったのか。

少なくとも書かない、または書いてはならないと信じた訳である。書きたい誘惑はあっただろう。だがその形骸だけをここに残しておく。その空洞に、書いてない全てがある。そしてその全てを無駄と信じた。聞こえてくる刀鍛冶の打ち出す音が、火の中へ消えてゆく。

幾ら削いでも、辿ったであろう経路を追いかけて、解釈し、検証し、補足を加え、義解を書き、全景を見渡す事は可能である。解説し、省略し、置換し、類推し、形は水のように変わってゆく。

必要ない、その全てを解き明かそうと、間違っていようと、この経路を辿る限りは、凡そどこかには辿り着く。その道案内を見る様では間違える。消えた音を掴む事は出来ないのだ。

ここに刀を置いておくから、これで君の細工を彫りなさい。それ以外に方法はない。私の作品は彫り過ぎてしまった為に木の欠片さえ消えていったよ。

だからここに刀だけを置いておく。