言葉が相手を動かす力を持っているなら、それは魔法と言っていい。言霊。言魂。そこから、当然、その力を霧消させる魔法も生み出される。その一つが否定という力。動かす事が言葉の力なら、消すのも言葉の力。言葉で分かり合えるとは思わない方がいい。
2010/12/01
形容詞や動詞には、多分に感情的なものがある。だから使用には注意し嗜好を示す表現は避けた方がいい。だがマスコミはニュースでこれを多用する。ニュースさえ地に落ちたnhk。
2011/01/18
その名を名詞で知っている者よりも、それを文節で表現できる者を採用する。
2011/08/18
論理哲学論考(ウィトゲンシュタイン)って今なら単なるツイートじゃねえか。
2011/09/18
感想しか浮かばないようなら大した事はなかったのだ。「考える時間を下さい」以上の誉め言葉があろうか。
2011/09/24
感想なんてない。あるのはこれまでの状況とこれからの展望だけ。感想は何の役にも立たない。
2011/09/24
感想で埋め尽くされる場所には一厘の思考もない。感想は始める場所であって結論ではない。
2011/09/26
値段で価値が変わらないものが創りたいです。
2011/09/26
経済とは自然からただで拾ってきたモノに値段を付けて売る事です。頭の中にあるモノも自然の一つです。
2011/10/10
近代絵画って背景の発見なのかも知れない。
2011/10/10
やるからにはすべからく人の心をえぐりなさい。ちあきなおみを聞く。好き嫌いを越えてからの好きが本物。
2011/10/14
中身に何もなくても印象に残ればそれがいいもの。
2011/11/03
心は現象の名前だから込めても何も起きない。気持ちを込めるもの。気持ちは伝わるものだから。それが怨念なら何かが起きる。
2011/11/16
気の利いた表現を見つける事は内容と同じ位に重要。理解が出来るだけではなく比喩が適切ならそれで読者の理解と印象が深まる。何よりも借り物でない表現は作者の人物像を鮮明にする。
2011/12/21
人は考えている事を言葉によって一列に順序だててキューイングしなければ整理できない。
2011/12/23
感動の下でウロウロしているだけじゃないか。
2012/02/03
会話は内容よりもリズムである事は言語の発生と関係あるのかも。誰もが自分という交響曲の作曲家であり声を使った演奏者。
2012/02/19
名詞、動詞だけでなく、副詞に独自性のある文章がある。このような文章はリズムが違うのでコツをつかまないと意味が通りにくい。形容詞が独特というのは一見すると詩だが意味はない。それでも感覚にはピピッと来る。
2012/02/19
形容詞、副詞は修飾だから基本は無視しても意味が通じる。修飾が表に出過ぎると意味を取り違える場合がある。修飾を取り除けばベースの意味が出現する。それが修飾で違う顔を見せる、その微妙さが面白い時もある。
2012/02/19
言葉の意味を先ずは定義しなければならない。すると先ずは意味の意味を定義する必要がある。と言う事は意味の意味の意味を定義する必要がある。こうして意味を定義するには、意味+1の定義が必要となり、定義は永遠に完成しない。
2012/02/19
定義とは仮定であり解釈である、これが定義が必要な所以である。
2012/02/19
言葉で言えたものに真実はない。何故なら真実であるならば言葉にする事が不可能だからだ。その理由。真実は過程や解釈ではない。よって定義出来ない。定義出来ないものは言葉に出来ない。真実は言葉に出来ない。
2012/02/19
言葉の無限は整数と同じ濃度だと思うがそれより高い濃度は何だろう。それが音だ。言葉は有限か無限か。言葉は無限たりうるが意味には物理的上限のある有限。
2012/02/19
デジタルは音を有限で扱いアナログのレコードは音を無限のまま封じ込める。しかしスピーカは無限を再現する能力を有しない。よって直接演奏を聴く事でしか永遠に触れる事は出来ない。因みに鼓膜と脳は不要な情報をビシバシと勝手に切り捨てている。
2012/02/19
形容詞使いの人と論戦になったら勝つのは難しい。
2012/02/26
自分の専門用語を誰にでも分かる言葉に置き換る努力をしない人がいる。
2012/03/12
頭にnotを付けるのには後ろには付けれない理由が有るのだ。
2012/03/25
言葉になる前のもの、かつ言葉の生まれ出ずる所。
2012/04/15
昔に書いた文章の余りの酷さに驚き今の文章にもそれくらいの酷さに違いないと気付く。気力がクラクラしてくら。
2012/05/05
やり方だけでは足りなくてメカニズムがいる。メカニズムとは抽象化の事であり分からないものを理解できる別の物に置き換える事。
2012/05/08
必ず二つの意見を持つべきだ。その上でどちらかに決める。それぞれが何所に繋がっているかも良く見て決めるべき。二つの考えが出てこない事を悩むと言う。
2012/05/08
誰もが納得するいい言い訳が見つからないのは、悩むではなく困ってるんだ。
2012/05/17
デザインは如何に余白をシェープにするかで決まる。空即是色とは何もない空間が美しいと言う事。手を入れたくなるのをぐっと我慢している緊張感に美しさがある。
2012/05/19
視点を探そう。
2012/06/10
核爆発にも色んな意味がある。原爆は核分裂、水爆は核融合、起爆は原爆利用。爆発は熱による空気の膨張、核が爆発または核で爆発の場合、核反応は必ずしも必要ない。狭いコミュニティでなら通用する定義も広いコミュニティでは解釈される事で広がる。日本語は広い側のコミュニティだから。
2012/06/13
弥生土器の綺麗さだけを美しさと思ってやいないか。縄文土器もある。この国には全く異なる二つがある。それがDNAになって、どちらかが欠けても螺旋にならない。
2012/06/30
自分が如何に生きるかと、人は如何に生きるかは意味が違う。
2012/07/27
物理学からパクったな「人間は、正確に見ようとすれば、生きる方が不確かになり、充分に生きようとすれば、見る方が曖昧になる。誰でも日常経験している矛盾であり、僕等は永久に経験して行く事だろう。」 (小林秀雄イデオロギイの問題)
2012/08/04
同じ作品は本人でさえ二度と作れない。その上に贋作も盗作もある。それを罰するのは単に経済的な要請であって創作とは何も関係ない。
2012/08/16
デザインの肝要は何かを言おうとしている事であって、言い切ってしまってはダメかも知れない。
2012/09/01
上手に話すには、相手の同意を取りながら先へ進めるのがコツ、小まめに相手に短い返事を求める。
2012/09/04
創造は原料を問わない。何故ならどんな想像も原料から見たら新しい組み合わせに過ぎないからだ。どんな絵であれ絵具という物質に過ぎない。しかし新しいという点に注目すればそれは原料から昇華したものになる。
2012/09/05
全く異なる形態をしていながら実は同じ構造で出来ておりその違いがバリエーションに過ぎないと言う話は面白い。よく出来た七変化とか変形はロマン。
2012/09/05
新聞は誘導の手法として見出しで巧みに主語を省略する。
新聞は誘導する手法として接続詞、副詞、形容詞を織り交ぜ公正な記事を装いながら暗に批判する。
新聞は数を示さず多い少ないと書いている時には数を書かない理由がある。
2012/09/06
新聞は広く薄く網羅する事に価値を置く。それぞれに対する論調を細かく自己検証する能力も時間も有さない。
2012/09/12
伝言ゲームは色々な問題を例えるのに有効なモデルケースのひとつ。
2012/10/01
俳句は時間を、短歌は空間を固定する。
2012/10/05
学びとは個人の所有である。いつ、どこで、だれに、なにを、どう学ぶかも個人の選択である。どうして、何故、だけが個人に属さない。
学べない事もまた一つの学びではないか。知識も知恵もないとしても、理知というものがあれば。
学びたいという情熱だけは奪えない。
2012/10/24
Stay hungry,Stay foolish 訳: 焦燥せよ、信じて進め。
2012/11/02
行き詰ったら一番重要な部分を削除する。すると他も削除できるようになる。そうして身軽になってもう一度組み立て直す。本当に重要なら推敲の過程で文意が復活する。
2012/11/04
味を語るのに甘いだの柔らかいだの言う人の味覚は信じるに値しない。
2012/12/08
#最後をかで終われば孔子っぽい
深くとは直線の一次元、広くは平面の二次元、よって広く深くはそれ球か。
2012/12/09
赤城はかき氷、森永はプリン、明治はチョコ、グリコそれポッキーか。
2012/12/14
正しいから実現されるべきは正しいだろうか。'べき'と言うならそれは他人への強制ではないだろうか。
2012/12/14
命令は常に未来形である。動詞に注目せよ、ここが変化点。動詞は未来への矢印。
2012/12/29
永遠に辿り着けない所がある。今。目の前を通り過ぎた。過去は永遠に遠い。
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