以下は2008年10月4日 宇宙日日新聞より抜粋した記事になります。
温暖化を抑える軌道移動へ
筑波山宇宙研究機構の千原薫研究員(34)によれば、温暖化の抑制には、地球の軌道を1.3kmだけ外側にずらせばよい事が分かった。
千原さんによれば「1.3kmだけ外側の軌道に移動するだけで太陽からのエネルギー量を減らせます。それによって50年後に8度あがる所を1.2度に抑える事ができます。」との事。
地球の軌道を1.3kmずらすためには、ロケットで地球を外側に押せばよく、計算上は354億6000万機のスペースシャトルを同時に太陽方向に向けて発射すれば十分だそうである。
これは、地球の軌道を計算すれば中学生でも求める事ができ、地球の楕円軌道と速度、重さが分かっていれば算出できる。
軌道を移動する為には、ロケットの燃料として大量の酸素が必要であるが、千原さんによればそれだけのロケットを同時に点火すると、地球上の酸素がほとんど燃え尽きてしまうとの事。
酸素がない環境でどうやって人類が生き延びてゆくかが今後の課題だと、千原さんは明るく笑う。研究は、まだまだ続きそうである。
(2008年10月06日04:07)
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