歌川国芳 、江戸時代末期の浮世絵師。ねこの浮世絵師。
国芳の浮世絵を見ていると、その絵の前後の動きが見えて来る気がする。この絵の前にはこういう動きがあって、この後はこういう風に動きそう。この想像が国芳の楽しみかも知れない。
国芳が今も生きていればアニメーションを描いたのではないだろうかと思えてくる。どんなアニメーターになったことか。アニメーターが国芳の浮世絵を見たならば、動かしたくて堪らなくなるのではないかと空想する。こんな空想は不遜だろうか。
かぐや姫の物語を思い出しながらそんな事を想うが、平成狸合戦ぽんぽこで高畑功が既にやっている。
国芳の人生に触れたければ「ひらひら 国芳一門浮世譚」も面白い。
なぜこうも江戸期の人たちの描く作品は斯くもユーモラスなのか。
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